結婚生活
結婚してからまったくブログを更新しなくなった友人がいるが、今はその気持ちがよくわかる。
なんやかんやで、一人の時間をつくるのって結構むずかしいし、一人の時間でもやることが結構あったりする。
とりあえず、洗濯と食器洗いと掃除とごみだしは俺の担当なので、それもやらなきゃいけないし、引越しの事務手続きもまだ終わってないし、学校の課題だってあるし、バイトにだっていかなきゃならない。
嫁は嫁で通勤時間が伸びたし、料理作るのだって慣れてるわけじゃないから時間かかるだろうし、親元からはじめて離れるからストレスもあるだろう。
お互いまぁまぁ忙しいけれど、二人で過ごす時間は今まで以上に大切な時間になった。
特に何を話すわけじゃないけれど、夕食を食べたあとに話す会話。
なぜか僕の実家では食卓での会話はなかった。
家族の仲が悪かったわけではない。
お互い、無関心だったし、その上、距離のとり方がわかっていなかったんだと思う。
正直、今でも親との距離のとり方がわからない。
ただ、一人の時間がなくなったとしても、結婚してよかったと今は思えます。
一人の時間が失われる焦燥感や、帰ってきて家に誰かがいるという閉塞感を、一人暮らしのときはなぜか漠然と感じてた。
結婚してみて、一緒に住んでそこにあったのは、焦燥感でも閉塞感でもなく、普通の幸せです。
本当に何気ない会話のやりとり、二人だけで通じる冗談、将来のことについて話すときのワクワク、嫌なことがあっても相手に話せばだいぶ楽になる感じ、こういう普通の幸せがあっただけでした。
自分にはこういう普通の幸せを感じ取る能力がないと思っていたので、少し驚いています。
今年、一年おつかれさまでした。
来年も、よろしくお願いします。